◆現在のルール
現在、ウィガンのSnakepit主催試合では、現代においては変更を余儀なくされた部分もありますが、伝統ルールに則り行われています。
ライレージム京都でも、このルールのもとで練習を行っています。
多くの総合格闘技のジムなどで行われているグラップリングやキャッチ・レスリングと呼ばれるものや、オリンピックのフリースタイル・レスリングとは異なりますので、
キャッチ・アズ・キャッチ・キャンの主なルールを紹介します。
◯勝敗 |
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① ピンフォール |
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② サブミッション |
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相手の背中をマットにつけて、相手の両肩[又は肩甲骨]を同時にマットに2秒間つける。 |
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有効とされる関節技、絞め技で、相手を降参させる。 |
◯禁止技 |
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◯試合時間 |
① パンチ、蹴りなどの打撃技
② 噛みつき、目への攻撃など非スポーツマン的行為
③ ダイレクト・チョーク(喉を直接絞める技) |
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・20分1本勝負
・膠着によるブレークなし
・ポイント制による判定決着なし |
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※上記項目は大会運営上の都合等で変更になることがあります。
※判定決着を採用する場合、ポイント制ではなく、より相手をコントロールしていた方が勝ちとなります。
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決着がピンフォールかギブアップ(サブミッション)、チョーク禁止などのキャッチ・アズ・キャッチ・キャンのルールが、現在のプロレスに引き継がれていることがわかります。
また、危険度の高いサブミッションなどを禁止にして、ポイント制にすると、オリンピックのフリースタイル・レスリングや、アメリカの大学で人気のフォークスタイル・レスリングに近いものとなります。
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